BL05Aの二結晶分光器に設置されている分光結晶のうち、最も低エネルギー領域をカバーするBeryl(10-10)分光結晶を用いてNa-K吸収端XAFSスペクトルの取得に成功しました。これまでBL05Aは1300eV(Mg-K吸収端)からしか測れませんでしたがさらに低エネルギー領域(1070eV〜)において高分解能なスペクトル測定が可能になりました。右図は全電子収量(TEY)法および蛍光収量(FY)法によるNaCl粉末のNa-K吸収端XANESスペクトルです。
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